1.現状を調査する

C.消費者について考えよう

●消費者分析

想定されるお客様

商売を行う場合、市場にいる消費者のことを良く知ることが大切です。

 

 

自社が「扱おうと考えている商品やサービス」というカテゴリーに対して、消費者のニーズがあるかどうかを知る必要があります。

 

 

また、その「カテゴリーの市場規模や普及率がどうなのか?」、その中で「消費者は、どのようなの状況にあるのか?」を考えることも外せません。

 

 

図1は消費者を取り巻く状況であり、「状況=事実」を知ることが大切です。

図1:消費者の状況を理解する

消費者の理解

消費者を取り巻く状況をつかめば、次は消費者の「価値観」「悩み」について考えます。

 

 

この状況なら、消費者は「こういった価値観で生活しているのでは?」「こんな悩みがあるのではないか?」といった「消費者」といった観念より、さらに大きな括りである※「生活者」の視点を持って考えることが大切です。

 

 

※ 生活者 > 消費者 (> ショッパー) > 顧客 >お得意様

 

 

消費者は「商品」といったモノが欲しいのではありません。

 

 

その「商品」によって困りごと・悩みを解消し、「どう快適な生活を送れるようになるのか?」というベネフィットに価値を感じます。

 

 

このベネフィットこそが、通常の意味での「商品」を購入する理由、お金を払う対象になることを理解してください。

図2:消費者の生活

顧客の生活と価値観

また、「売れるしくみづくり」において「数値化できるものは全て数値化する」ということが大切です。

 

 

消費者に関する項目は数値化できる項目も多くあります。

 

 

数値化できるものは全て数値化し、正確に把握するようにしましょう。

ここがポイント

①消費者を取り巻く状況(状況=事実)を知ることから始めましょう。

 

②消費者を取り巻く状況をつかめば、次は消費者の「価値観」「悩み」について考えます。

 

➂この状況なら、消費者は「こういった価値観で生活しているのでは?」「こんな悩みがあるのではないか?」といった生活者としての視点を持って考えることが大切です。


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