Step.3:起業に向けて考えるべき項目

起業の準備
質問

起業に向け、在職中にしておいた方がいい準備には、どのようなものがあるでしょうか?

回答

はい。複数の項目があり、中には時間の掛かるものもあるため、順序だてて考えることが大切です。


在職中の起業準備と言えば、創業計画書の作成が一般的ですが、「何気なく作る」だけでは不十分で、まずは下記の項目についてよく考えることが大切です。

 

①起業に対して一番大切な「熱意」はあるか?

 

 

②自分が起業しようとしている業種について

 

 

➂「売れるしくみ」の学習と実践

 

 

④創業計画書の作成

→創業計画書とは?

→起業する時期まで期間があっても必ず作成してみる

 

これら4つの項目は、どれも外せない重要な項目です。

 

 

①の「熱意」は「Step.4:起業に一番必要なものとは?」のページで、

 

②の「業種」は「Step.5:起業にあたっての業種選び」のページで、

 

④の「創業計画書」は「Step.7:創業計画書の作成」のページで、

 

 

———それぞれ説明しています。

 

 

➂の「売れるしくみ」は特に重要な項目になります。

 

 

複数の項目からなり、手順も決まっているため、「Step.6:売れるしくみづくり」のページでわかりやすく説明しています。

 

 

よく、起業準備として「自分でサイトを作る」「SNSを始める」という時間が掛かる営業の項目が挙げられます。

 

 

確かに起業準備の中で「営業の項目」は非常に重要な取り組みですが、➂の「売れるしくみ」の中に含まれている項目の1つにすぎません。

 

 

その為、「売れるしくみ」を考えるなかで、最適な営業手法を決めて戦略的に考えることが必要になり、効果も高くなります。

 

 

「売れるしくみ」を考えず、商品や価格、営業などを別々に考えても失敗する確率は非常に高くなるため、必ず「売れるしくみ」を考え、一貫性のある取り組みを行うことが大切です。

 

 

在職中の起業準備は、副業NGの企業に勤めていてもできる「売れるしくみ」を中心に上記項目に取り組んでください。 

ここがポイント

●経営には手順があり、それを示したのが本文中の①~④です。

 

●特に➂の「売れるしくみ」は体系だったもので、起業前の準備から起業後の経営まで欠かせないものになります。

 

●焦って、サイト作りやSNSを開始せず、まずは「売れるしくみ」を考え、それに沿った営業手段を選ぶことが大切です。