起業に向け、在職中にしておいた方がいい準備には、どのようなものがあるでしょうか?
はい。複数の項目があり、中には時間の掛かるものもあるため、順序だてて考えることが大切です。
在職中の起業準備と言えば、創業計画書の作成が一般的ですが、「何気なく作る」だけでは不十分で、まずは下記の項目についてよく考えることが大切です。
①起業に対して一番大切な「熱意」はあるか?
②自分が起業しようとしている業種について
➂「売れるしくみ」の学習と実践
④創業計画書の作成 →創業計画書とは? →起業する時期まで期間があっても必ず作成してみる
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これら4つの項目は、どれも外せない重要な項目です。
①の「熱意」は「Step.4:起業に一番必要なものとは?」のページで、
②の「業種」は「Step.5:起業にあたっての業種選び」のページで、
④の「創業計画書」は「Step.7:創業計画書の作成」のページで、
———それぞれ説明しています。
➂の「売れるしくみ」は特に重要な項目になります。
複数の項目からなり、手順も決まっているため、「Step.6:売れるしくみづくり」のページでわかりやすく説明しています。
よく、起業準備として「自分でサイトを作る」「SNSを始める」という時間が掛かる営業の項目が挙げられます。
確かに起業準備の中で「営業の項目」は非常に重要な取り組みですが、➂の「売れるしくみ」の中に含まれている項目の1つにすぎません。
その為、「売れるしくみ」を考えるなかで、最適な営業手法を決めて戦略的に考えることが必要になり、効果も高くなります。
「売れるしくみ」を考えず、商品や価格、営業などを別々に考えても失敗する確率は非常に高くなるため、必ず「売れるしくみ」を考え、一貫性のある取り組みを行うことが大切です。
在職中の起業準備は、副業NGの企業に勤めていてもできる「売れるしくみ」を中心に上記項目に取り組んでください。
●経営には手順があり、それを示したのが本文中の①~④です。
●特に➂の「売れるしくみ」は体系だったもので、起業前の準備から起業後の経営まで欠かせないものになります。
●焦って、サイト作りやSNSを開始せず、まずは「売れるしくみ」を考え、それに沿った営業手段を選ぶことが大切です。 |